お客様各位
【3月18日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=108円78銭【07:20現在】
※N.Y.ダウ:33015(-189)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9027(+61.5)
②午後売: 9055
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.056(-0.023)
④金:1726.8(-3.8)
※WTI原油先物
⑤原油:64.6(-0.2)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1030円
②ロンドン午後:1030円
③N.Y.:1020円
※ニューヨーク為替引値(円)
108.83-108.85
【3月17日:昨日の状況】
※国内銅建値1020円(3月17日より-20円)
《被覆線スクラップの銅歩留り》
※先日、三本線という名前の品物は、銅歩留りが
不安定な上、実際に日本国内で解体・加工している
会社が少ないので、皆さんが思っているほどの、
銅歩留りが出ないと書きました。
※ブログandメールの読者様より、「じゃあ、お前
は、なぜ解体・加工後の被覆線スクラップの歩留まり
が分かるんだ?」と質問頂きました。
※弊社は、輸出向けに仕入れた被覆線スクラップを、
輸出するコンテナ単位で管理、全量の銅歩留まりを、
マレーシアの業者が検証、結果をフィードバックして
貰っています。
※その為、仕入先様から頂いた荷物の銅歩留りは、
1ヶ月〜2ヶ月後に、◯◯%であったと分かる
わけです。
※荷物を買い取り、解体・加工している業者にして
みれば、銅の歩留りが出なければ大損です。
まして、これだけ銅価格が高いと、予定歩留りを1%
下回るだけで、8円〜9円/kg損することになるので、
歩留りの検証は必須。
※逆に言うと、A・B・Cのロットを混ぜてしまい、
解体・加工後に、どれだけ銅歩留りが出たかを、検証
しないと、仕入先より歩留りの悪い荷物を
つかまされる可能性があります。
※荷物を売る側(仕入先側)からすると、歩留りの
悪い荷物を高値段で押し付けても、その検証がなされ
ません。
※行儀が良いとは言えませんが、品質の割に高値で
売れることとなり、故意に、こうした売り方をする
会社もあるようです。
おまけ:
暗闇で殴られたら、誰が殴ったか分かりません
よね。 犯人が分からなければ、罪を訴追、出来
ません。
暗闇に乗じて、気に入らない奴を殴る行為は卑劣です
が、殴られたくなければ、暗闇に行ってはいけない
と言う話です。
灯りを灯す行為が、この場合、“歩留り検証”となり
ます。
※雑線(湘南ヤード持込):【3月17現在】
【1】ワイヤーハーネス:340円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):300円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):270円前後
【4】雑線B :180-210円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上